11月12日に発売を迎えるソニー・インタラクティブエンタテインメントの次世代機「PlayStation 5」ですが、一部海外報道にもあったように1440p解像度での映像出力に対応していないということで、編集部では実機の検証並びSIEJAの広報に改めて仕様を確認しました。
担当者に確認したところ「(ネイティブ)1440p出力には非対応」との回答が得られました。設定画面からも分かる通り、多くのユーザーは2160pか1080p(あるいは1080i、720p)でプレイすることになりそうです。ちなみに1440p、いわゆる「WQHD」解像度のモニタに接続した場合、1080pからのアップスケール(引き延ばし)になるのか、あるいは2160pからのダウンスケール(縮小)になるのかも問い合わせましたが、現時点で回答は得られていません。
編集部でもWQHDモニタを用意して検証できていないため確証はありませんが、設定画面からは2160p以下のモニタに接続した場合はそもそも2160p解像度での出力が選択できないため、アップスケールになる可能性が高いと思われます。
PS5は4K、120Hzの出力が可能ですが、現状適応する(あるいは手頃な)モニタの選択肢は多くありません。既に対応モニタを持っているユーザーからすればどうという話ではありませんが、手頃なモニタを探している方は発売に向け少し頭を悩ませそうです。とはいえ各社次世代機対応を謳った製品も準備していると聞きますし、PS5が安定して購入できるようになる頃には手軽に手が届く対応モニタも増えていることを願うばかりです。