マイクロソフトがXboxパーティーへの接続を完全サーバー制にする取組を発表―セキュリティ強化が目的
マイクロソフトは、Xboxのコミュニティツール「パーティー機能」のセキュリティを強化するため、ボイスチャットをP2P接続からサーバーベース接続に完全移行することを明らかにしました。
RedditユーザーのKinoTheMystic氏は「知らないユーザーからのパーティーへの招待を受けないように」と注意喚起の投稿。パーティーのボイスチャットはメインでP2P接続を使用しているため、接続先のユーザーはIPアドレスが確認できる状態であり、悪意のあるユーザーがIPアドレスを使用してユーザーへネットワーク攻撃を行う危険性があると指摘しました。
この投稿に対してXboxチームエンジニアのBill Ridmann氏が反応。問題を改善するため、P2P接続を段階的に廃止してサーバーベースへの移行作業を行っていることを明らかにしています。サーバーベースにすることで、他のユーザーに直接接続することがなくなりIPアドレスが見えなくなるため、悪意のある攻撃は防げるとのことです。
また、Xboxのモバイルアプリを使用したパーティーチャットへの接続は現在すべてサーバーベースになっているため、安全だと付け加えています。