10月23日に発売となった「iPhone 12」シリーズは、充電などに使えるUSB Type-C to Lightningケーブルが付属するものの、肝心のUSB充電器(ACアダプター)が含まれていません。
この付属ケーブルはUSB Type-C端子を用いており、従来のiPhoneに付属するUSB充電器へ接続できません。つまり、新たにUSB Type-C対応の充電器が必要になりました。
この機会に新しい充電器を用意したいところですが、従来からあるUSB Type-Aのケーブルで充電する場面はまだまだ多いもの。iPhone 12の高速充電に対応しつつ、マルチに使えるUSB充電器を探してみました。
USB充電器選び:iPhone 12の高速充電には20ワット以上が必要
iPhone 12シリーズの高速充電を利用するには、出力20ワット(W)のUSB充電器が必要です。高速充電機能は約30分で最大50%までバッテリーを充電できるため、時間の短縮になります。
USB Type-Cのケーブルが接続できる充電器でも、出力が15ワットや18ワットでは、iPhone 12の高速充電は利用できません。充電は可能ですが時間がかかってしまいます。
USB充電器選び:マルチタイプなら端子ごとの出力も要チェック
端子(ポート)が複数あるUSB充電器の場合、ついつい合計出力に目を奪われがちですが、端子ごとの出力に注意が必要です。
USB充電器選び:持ち運ぶならサイズも要チェック
スマートフォンと一緒にUSB充電器を持ち歩く方も多いと思います。マルチタイプのUSB充電器を携行するなら、サイズと重さも気になります。
最近は、充電効率の高い窒化ガリウム(GaN)を採用している充電器が増えてきており、複数の端子を備えたマルチタイプでも、だいぶ小型化してきています。
さらに、折りたたみ式プラグを採用していれば、バッグの中にすっきりと収まり、ほかのものを破損することがないので便利です。
新型iPhoneと一緒に使いたい! USB充電器マルチタイプのおすすめモデル
コスパも汎用性も高い 「cheero 2 port PD Charger(PD 45W+USB)」
「cheero 2 port PD Charger(PD 45W+USB)」は、USB Type-CとUSB Type-Aの端子を2つ備え、合計57ワット出力が可能な製品。Type-C端子は最大45ワット出力のため、iPhone 12の高速充電はもちろん、対応パソコンの充電も可能です。
USB Type-A端子は12ワットでの充電に対応します。cheeroが独自に開発した「AUTO-IC」チップを搭載しているため、対象デバイスによって電力量を調整し、デバイスに最適な電力を供給します。
プラグは折りたたみ式。ほぼ正方形のコンパクトデザインで、持ち歩きも容易です。価格は3280円(税込、以下同)。コスパも汎用性も高い充電器です。
カードサイズでパワフル充電 「HyperJuice 100W GaN ACアダプタ」
ほぼクレジットカードサイズの「HyperJuice 100W GaN ACアダプタ」は、最大100ワット出力ができるUSB Type-C端子を備えた充電器。大きめの製品ですが、折りたためるプラグが携帯性を高めています。
端子は、100ワット対応のUSB Type-Cが2つ、18ワット対応のUSB Type-Aが2つの合計4つ。Amazon.co.jpでの価格は8364円とちょっとお高めですが、合計4台のパソコンやスマホ・タブレットを充電できるのが魅力です。
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いつでも持ち歩きたいかわいらしいサイズ感 「AUKEY 32W PD充電器 PA-F3S」
「AUKEY 32W PD充電器 PA-F3S」は、USB Type-CとUSB Type-Aを2つ搭載したコンパクトサイズの充電器。合計出力は最大で32Wです。
USB Type-C端子の出力は20ワット、USB Type-A端子は12ワット。iPhone 12シリーズを高速充電しつつ、もう1つの端子で別のスマホやUSB機器をしっかり充電できます。
またアダプター本体がコンパクトサイズなので、コンセントで隣の差し込み口を邪魔することはほぼないでしょう。プラグは折りたたみ式、また約79gと軽量なので、持ち運びもしやすい製品です。1980円と安価なのもうれしいですね。
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