米アップルのロゴ。首都ワシントンで(2019年7月9日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】米IT大手アップルがグーグルに代わる独自の検索エンジンの開発に向けて活動を活発化させていることが分かった。英紙フィナンシャル・タイムズが28日、報じた。
FTは匿名の情報筋の話として、携帯端末向け基本ソフト(OS)「iOS 7」で、アップル独自の検索エンジンの形跡が見られ始めていると報じた。
AFPはアップルに取材を申し込んだが、現時点で回答は得られていない。アップルはこれまでに、検索エンジン開発について社内調査を開始したと報じられていた。
FTによると、アップルは2年前、人工知能(AI)とデジタルアシスタント「シリ」の開発を支援するため、グーグルで検索部門トップを務めたジョン・ジャナンドレア氏を雇用していた。