アップルは10月21日、iOS/iPadOS 14.1を配信開始しました。9月にiOS/iPadOS 14リリース以降、これまでマイナーアップデートはありましたが、今回が初の主要アップデートとなります。
届いていれば通知から、あるいは「設定-一般 — ソフトウェア・アップデート」から確認して手動でアップデートできます。
これに先立つ14日、iOS 14.1は一般公開されながらも急きょ配信が中止され、開発者向けのベータ版として再リリースされた経緯があります。
さてアップルのリリースノートによると、iOS 14.1では多くのバグ修正が導入されているとのことです。まずiOS 14で報告されていた、純正メールにて一部のメールが誤ったエイリアスから送信されていた(優先設定されたエイリアスを無視)不具合に対処。またウィジェットやアイコン等が間違ったサイズで表示されることもある問題も修正されたほか、“計算機”でゼロが表示されない可能性ある症状も対応されています。
そしてiPhone 8以降の“写真”で10ビットHDRビデオの再生と編集もサポートされ、Ubiquitiワイヤレス・アクセス・ポイントとの互換性も改善されているとのことです。iPadOS 14.1の修正点も、一部を除きほぼ同じ内容となっています。
iOS 14.1の公式リリースノートは以下の通りです。
iOS 14.1には、iPhone用の機能改善とバグ修正が含まれています。
iPhone 8以降の“写真”で10ビットHDRビデオの再生と編集に対応
一部のウィジェット、フォルダ、アイコンがホーム画面に縮小表示されていた問題に対処
ホーム画面でウィジェットをドラッグするとフォルダからAppが削除されてしまうことがある問題に対処
“メール”で一部のメールが誤ったエイリアスから送信されていた問題を修正
着信時に地域情報が表示されないことがある問題を修正
一部のデバイスで拡大表示モードと英数字のパスコードを選択すると、ロック画面の緊急電話ボタンがテキスト入力ボックスと重なってしまうことがある問題を修正
アルバムまたはプレイリストの表示中に、一部のユーザで曲のダウンロードやライブラリへの追加ができないことがある問題に対処
“計算機”でゼロが表示されないことがある問題を修正
ストリーミングビデオの再生開始時に解像度が一時的に低下することがある問題を解決
一部のユーザでファミリーメンバーのApple Watchが設定できなくなっていた問題を修正
“Apple Watch” AppでApple Watchのケース素材が誤って表示されていた問題を解決
“ファイル” Appで、一部のMDM管理のクラウド・サービス・プロバイダによるコンテンツが誤って利用不可として表示されることがある問題に対処
Ubiquitiワイヤレス・アクセス・ポイントとの互換性を改善
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
iPadOS 14.1の公式リリースノートは次の通りです。
iPadOS 14.1には、iPad用の機能改善とバグ修正が含まれています。
12.9インチiPad Pro(第2世代)以降、11インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、iPad Air(第3世代)以降、およびiPad mini(第5世代)の“写真”で10ビットHDRビデオの再生と編集に対応
一部のウィジェット、フォルダ、アイコンがホーム画面に縮小表示されていた問題に対処
“メール”で一部のメールが誤ったエイリアスから送信されていた問題を修正
アルバムまたはプレイリストの表示中に、一部のユーザで曲のダウンロードやライブラリへの追加ができないことがある問題に対処
ストリーミングビデオの再生開始時に解像度が一時的に低下することがある問題を解決
“ファイル” Appで、一部のMDM管理のクラウド・サービス・プロバイダによるコンテンツが誤って利用不可として表示されることがある問題に対処
2020-10-20 23:17:59