NEC、「現場作業支援ソリューション」のオプション機能を提供開始

NECソリューションイノベータは10月8日、「NEC 現場作業支援ソリューション」のオプション機能として、「NEC 現場作業支援ソリューション / データ活用オプション」と「NEC 現場作業支援ソリューション / 帳票出力オプション」の提供を、同日から開始すると発表した。

SB、現場作業員の体調不良や危険エリアへの接近などを通知するウェアラブル

「NEC 現場作業支援ソリューション」は、これまで紙帳票を使っていた工場での製品検査、プラント設備の巡視点検などの業務を、音声認識によるハンズフリー入力や合成音声による作業指示に置き換え、現場作業の正確性・生産性を向上するソリューション。

「NEC 現場作業支援ソリューション / データ活用オプション」は、「NEC 現場作業支援ソリューション」によって収集した現場作業データを分析する環境を、BIツールと連携して簡易に構築できるオプション機能だ。

データの集約・可視化を自動化するウイングアーク1stの「MotionBoard」と連携し、現場作業データを分析する環境を構築するほか、分析に取り組みやすいように、作業状況のリアルタイム表示、作業効率や障害傾向の分析など、作業分析を支援する画面サンプルを提供するという。

作業帳票の変更内容が分析画面に自動反映されるため、変更を受けた作業現場における課題等を可視化でき、作業指示の改善などの作業効率化に役立てることができるとしている。

「NEC 現場作業支援ソリューション / 帳票出力オプション」は、同ソリューションを通じて収集した作業結果情報をデジタル化した作業報告書に自動反映するオプション機能。

これにより記入ミスを防ぎ、報告精度の向上や帳票作成工数の削減につながるとしている。また、作業結果をExcelへ自動出力する画面サンプルも提供する。

価格は、「NEC 現場作業支援ソリューション」が312万円（5ユーザ、税別）、「NEC 現場作業支援ソリューション / データ活用オプション」が185万円
（5ユーザ、税別）、「NEC 現場作業支援ソリューション / 帳票出力オプション」が300万円（税別）。なお、「NEC 現場作業支援ソリューション / 帳票出力オプション」の利用には「NEC 現場作業支援ソリューション / データ活用オプション」が必要となる。