パナソニックは、テクニクスブランドのコンパクトオーディオシステム“OTTAVA f”「SC-C70MK2」を10月23日に発売する。新開発スピーカーユニットや、場所に合わせて最適に音質を調整する新機能を搭載している。仕上げはシルバー、ブラックがあり、価格は10万円(税別)。
スピーカー部は、高音域用2㎝トゥイーター、低音域用8cmウーファーにサブウーファーを加えた構成で、配線素材や振動板のグレードアップやトゥイーターの音響レンズの形状変更などで、最適化を図る。音質の自動調整機能は、テストトーンを再生しながら、これを本体に内蔵したマイクで測定して音響特性を解析、部屋や設置場所に合わせた最適な音質に調整するというもの。専用アプリを使えば、より精密な周波数特性の測定・補正ができる。
ネットワークオーディオ機能の強化もポイント。Chromecast built-inに対応し、これを通じた音楽ストリーミングサービスが受けられるほか、Spotify Connect、Deezerや、インターネットラジオを聴くこともできる。Wi-Fi内蔵によりNASに保存したハイレゾ音源の再生、USBメモリーの再生ができるほか、Bluetoothによるスマホの音楽コンテンツ再生もできる。ソースは、従来からのCD、FM/AMラジオやオーディオ入力、デジタル入力により、さまざまなオーディオ機器が接続できるようになっている。