AppleがiOS14の正式版を公開してから5日間で、ユーザーの約26%がiOS14にアップデートしています。iOS13やiOS12よりも速いペースで普及が進んでいるようです。
iOS14の普及スピード、iOS13やiOS12を上回る
調査会社Mixpanelによると、iOS14の正式版リリースから5日後の9月21日の時点で、iOS(iPadOSを含む)のバージョン別シェアは、iOS14が26.37%、iOS13が66.07%、それ以前のバージョンが7.56%でした。
iOS13は公開から1週間後のバージョン別シェアが20.9%、iOS12の公開1週間でのシェアが19.14%だったのと比べると、iOS14は順調なスタートを切ったと言えそうです。
ただし、iOS13の場合、iPadユーザーはiOS13の5日後にiPadOS13.1が公開されるまでアップデートできなかったという事情がありました。
なお、Mixpanelが発表したデータは、同社が独自に分析したもので、Appleによる公式発表とは異なります。
Appleは例年、iOSの新バージョン公開から1カ月後にバージョン別シェアを公表しています。
数多くの新機能が追加されたiOS14
iOS14では、ホーム画面をカスタマイズできるウィジェットや、アプリを整理整頓できるAppライブラリ、動画やビデオ通話で使えるピクチャ・イン・ピクチャ、デフォルトのブラウザやメールアプリの変更などの新機能が数多く追加されています。
米メディアMacRumorsは、iOS14の普及が昨年よりも進んでいる理由について、これらの新機能がユーザーを惹きつけているためではないか、と推測しています。
iPhone Maniaでは、iOS14の新機能と使い方を詳細に解説した記事を数多く公開していますので、ぜひご一読ください。