NTTドコモは9月18日、28GHz帯の「ミリ波」を利用した5G通信サービスの提供を23日に始めると発表した。対応エリアは成田国際空港や羽田空港、渋谷スクランブルスクエア、JR大阪駅や京都駅など164カ所を予定する(9月末時点)。
ミリ波の5Gは受信時最大4.1Gbps、送信時最大278Mbpsで提供し、2020年冬以降は対応機種のソフトウェア・アップデートにより4.1Gbps/480Mbps(受信/送信時最大)で通信できるようになる。すでに提供している「Sub6」(3.7GHz帯/4.5GHz帯)の5Gに比べ、高速な通信が可能としている。
対応機種はモバイルルーター「Wi-Fi STATION SH-52A」。20年冬以降、ドコモが提供するスマートフォン「arrows 5G F-51A」「Galaxy S20+ 5G SC-52A」が対応するという。