パナソニックは9月15日、同社の社内分社であるコネクティッドソリューションズ社が、ビジネスや教育の現場でフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーション活性化をサポートするというワイヤレスプレゼンテーションシステムである「PressIT」を10月上旬に発売すると発表した。
パナソニック、バーチャルカスタマーエクスペリエンスセンター開設
価格はオープンプライス。新製品は、手元のPC、タブレット、スマートフォンの画面を、容易にワイヤレスでディスプレイやプロジェクターに表示できる。
今回発売する同製品は、その中でもフェイス・トゥ・フェイスでの打ち合わせや会議でのコミュニケーションの効率化をサポートするもの。
同製品は、ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示機器に受信機を接続し、手元のPCやタブレット、スマートフォンに送信機を接続すると、ディスプレイの電源が自動的に入り入力も切り替わるため、ボタンを押すだけで容易に画面共有ができる。
送信機は、HDMI及びUSBケーブルで接続するタイプと、USB Type Cケーブル1本で接続できるタイプの2種類をラインアップし、PCやスマートフォンなど送信側機器のインターフェースに合わせて選択可能。
受信機は、ボックスタイプと同社ディスプレイのスロットに収納可能なIntel SDM仕様の受信ボードの2タイプがある。
ボックスタイプは設置場所を選ばない小型デザインを採用すると共に映像表示機器から5V・2AのUSB給電で電源を確保でき、同梱の専用金具を使用してディスプレイやプロジェクターに取り付けて設置できる。
1台の受信機に最大32台の送信機を接続可能であり、多様なコミュニケーションの場で資料や映像の共有がスムーズに行えることに加え、プレゼンテーションを行うために席を移動したりケーブルを手渡したりといった手間を省くことができるため、準備に必要な時間を削減し、効率よく会議を運営できるとしている。
また、最大4台の画面を同時表示可能であり、ワークショップやブレインストーミングなどにも柔軟に使用できるとのことだ。