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Huawei、2021年発売スマートフォンからは自社開発のOSへ移行か

米大手メディアCNBCは9月10日、Huaweiが2021年以降に発売するスマートフォンについて、Androidではなく自社開発OSの「Harmony OS」を搭載する可能性があると報じています。

HuaweiのCEOがイベントで発言

Huaweiコンシューマー部門のリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)は現地時間9月10日、Huaweiデベロッパー会議の基調講演において「来年発売のスマートフォンはHarmony OSを搭載するだろう」と発言しました。

同日、HuaweiはHarmonyOS 2.0を発表し、アプリ開発を加速させるため、ベータ版をデベロッパーに公開すると表明しています。スマートウォッチやテレビ、車載用デバイス向けのOSについては9月10日から、スマートフォン向けOSについては12月に公開予定となっています。

Huaweiは米国の制裁対象

Huaweiは米国政府の制裁対象となっており、事実上の禁輸措置がとられているため、半導体や有機ELディスプレイの調達等に苦戦していると報じられています。

米国の制裁対象となったことで、米企業との取引には米政府の許可が必要なため、GoogleはHuaweiとの取引を停止しており、Huawei P40 Pro等の新機種では、Google Playストア等のGoogleアプリが利用できなくなっています。

現在、Huaweiのスマートフォンは、オープンソースであるAndroidを搭載しています。

Huaweiは自社OS「Harmony OS」の開発を加速させ、新機種に搭載することでAndroidやiOSに対抗できるOSに成長させたい考えですが、グローバル市場でHarmony OSが受け入れられるかは不透明な状況となっています。



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