新型コロナウイルスの影響もあり、急速にテレワークが広まった昨今。緊急事態宣言こそ解除となったが、通勤時間の短縮やオフィスのコスト削減といった観点からもメリットの多いテレワークを、今後も継続して行うという会社も多いのではないだろうか。
そんな会社に勤めている人の中には、これを機に自宅用にパソコンの購入を検討している人もいるだろう。そんな、初めて仕事用のパソコンを購入するという人のために、作業効率に影響を及ぼす「キーボード」の選び方やおすすめ製品を紹介していこう。
初心者向けキーボードの選び方を解説
まずは、初めてキーボードを購入するという人のために、キーボードを購入する際のポイントを解説していこう。普段ノートパソコンを使っているという人でも、打鍵感の良いキーボードをノートパソコン、テレビなどの大画面モニターと接続すれば、快適な自宅作業の環境を整えられるはずなので、ぜひ参考にしていただきたい。
初心者向けキーボードの選び方【有線か無線か】
キーボードには有線接続と無線接続の2種類が存在する。有線タイプは、無線タイプと比べて遅延が少なく、初期設定もコードを繋ぐだけなので、快適に使用できる。一方の無線タイプは、当然コードが存在しないので、デスク周りがすっきりし、小回りが利くというメリットがある。また、カバンの中でケーブルが絡まる心配もないので、屋外に持ち出すのにも適している。
初心者向けキーボードの選び方【日本語配列がおすすめ】
キーの配列パターンには、主に日本語配列と英語配列の2種類がある。日本語配列キーボードには「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナ ひらがな」キーがあるが、 英語配列キーボードにはない。また、スペースキー・Enterキー・Shiftキーの形や大きさも違う。プログラミングなどアルファベットを多く入力するのであれば、英語配列の方が使いやすいとされているが、学校で使ったキーボードや、ノートパソコンのキーボードはほとんどが日本語配列なので、こだわりがなければ日本語配列のものがおすすめだ。
初心者向けキーボードの選び方【キーピッチとキーストローク】
キーピッチとはキートップの中心から隣り合うキートップの中心までの距離を示す数字で、標準的なデスクトップ向けキーボードは19㎜程度とされている。キーピッチが標準より広いものは、普通の製品では窮屈に感じる人におすすめ。逆にキーピッチが狭い製品はコンパクトになるので持ち運びに最適といった利点がある。
キーストロークはキーを押したときに沈み込む深さを示す数字。誤って隣のキーを押してしまうなど、タイプミスが多い人には深めのキーストロークがある製品、タイピング速度を少しでも早めたいのであれば浅めのキーストロークの製品が適している。
初心者向けキーボードの選び方【テンキー・ファンクションキーの有無】
キーボードによっては、テンキーやファンクションキーが存在しないものもある。数字をよく入力する人はテンキー付きのもの、独自に割り当てられたショートカットをよく利用する人にはファンクションキー付きのものがおすすめだ。これらを搭載していないモデルは、コンパクトになるので、省スペースに繋がり、持ち運びにも便利といえる。自身の使用用途を考えて製品を選ぶといいだろう。
おすすめの初心者向けキーボードを紹介
では、実際に初心者向けのキーボード製品をいくつか紹介していこう。今回は、初めて外付けのキーボードを購入するという人でも、比較的手が出しやすい1万円以内の製品から、おすすめのものをチョイスした。
おすすめの初心者向けキーボード【バッファロー BSKBU12BK】