音響、通信機器のJVCケンウッドは、ケンウッド・ブランドの360°撮影対応ドライブレコーダー「DRV-C750」を、8月下旬に発売する。前後に加えて左右と車内まで見守り、周囲の状況をさらにはっきりと記録できる。オープン価格。なお、併用することで後方をより鮮明に録画するリアカメラ「CMOS-DR750」も同時発売となる。
DRV-C750は360°全方位を常時撮影することで、並走するクルマからの無理な追い越し、幅寄せ、あるいは車内で起きたことなど、1台で広い範囲の状況確認が可能。録画モードは、360°パノラマのほか前後2分割、前後左右4分割、前後左右を俯瞰(ふかん)するラウンドなど4種類から選べる。
F1.8の明るいレンズで、夜間やトンネルなどの撮影も鮮明。逆光やトンネルの出入り口など明暗差の激しい環境でも、白トビや黒つぶれを防ぐHDR機能を搭載。パーキングなどでの駐車時に最長24時間、衝撃や動体を検知して前後20秒を自動記録する駐車監視タイマー録画のほか、常時録画、手動録画、イベント録画など、使い方や目的に合わせて切替えられる。
360°カメラ映像ではリアウインドウからの後方が確認がむずかしい場合、別売りの後方カメラCMOS-DR750が対応。見通せる位置にセットして鮮明な同時録画が可能で、スモークガラス越しでも明るく撮影できる調整機能も付いている。
2020-08-23 18:53:44