Appleが、iPhoneやMacなどの製品保証延長サービス「AppleCare+」の製品購入後の加入可能期間を、北米で1年間に延長した、とBloombergが報じています。現在、日本では製品購入後30日間が加入可能期間です。
製品購入後のAppleCare+加入可能期間を1年間に
Appleが、アメリカとカナダを対象として、製品購入後のAppleCare+への加入可能期間を、これまでの60日間から1年間に延長することを従業員向け内部文書で8月17日に通知した、とBloombergが報じています。
Bloombergによると、製品購入後のAppleCare+加入可能期間が1年間に延長できるのは月払いではなく一括払いで加入する場合か、Apple Cardで支払う場合に限定されている、とのことです。
本稿執筆時点では、米AppleのWebサイトでは、「製品購入後60日間」の表示のままですが、今後変更されるものとみられます。
Appleは2019年11月、一部のApple Storeで、AppleCare+に製品購入後1年間まで加入可能とするプログラムを試験実施していました。
日本では購入後30日間が加入期間
AppleCare+は、iPhoneやMacなど製品の標準保証期間を延長し、修理時のユーザーの負担を軽くするとともに、製品の使い方などのサポートを提供するサービスです。
AppleCare+は、製品購入と同時か、製品購入後一定期間内に、製品に異常がないことが確認された場合に加入可能です。
なお、現時点では、日本でのAppleCare+への加入可能期間は製品購入後30日間以内となっています。
月払いの保証延長は7月から開始
AppleCare+に加入すると、製品の保証期間が通常の1年間から、iPhoneの場合は2年、Macの場合は3年のように延長され、サポートを受けることができます。
Appleは、上記期間経過後も、月払いで料金を支払うことでAppleCare+に継続加入できるサービスを、日本でも7月から提供しています。