テレワークが始まって以降、筆者はお気に入りの座椅子でずっと仕事をしてきたのですが、先日とうとう腰を痛めてしまいました。痛む腰をさすりながら考えたのは、以前からひそかに計画していたゲーミングチェアの購入です。
編集部ではゲーミングチェアを仕事用の椅子として使っている方も多くいるわけですが、それはなぜか。
ひとえに、ゲーミングチェアが長時間座ることを想定した製品だからでしょう。ゲーミングチェアは、長時間のゲームはもちろんパソコン作業でも疲れにくいように設計されてます。長時間のゲームプレーで同じ態勢が続いても、人間工学に基づいたデザインが身体への負担を軽減して快適な座り心地を与えてくれる。「ゲームプレー」の部分を「仕事」に置き換えて考えてみれば、ゲーミングチェアが仕事に適するアイテムであることは自明の理です。
しかし、問題がひとつ。筆者の家はとても狭いのです。部屋を片付ければよいという問題ではなく単純に面積が足りるかが危うい。よしんば置けたとしても、ゲーミングチェアが部屋を占領するような事態になっては困ります。
ゲーミングチェアのサイズを調べて、頭の中に大きさを思い浮かべながら設置場所の幅や面積を測ってみてもいまいちピンときません。猛威をふるう新型コロナの影響で外出自粛が叫ばれるなか、量販店に行って実物を見るというのも何となく気が引けます。
さてどうしたものか。比較してリーズナブルなモデルもあるとはいえ、ゲーミングチェアの値段は安いとはいえません。勢いで購入して、結果使えず、妻を怒らせるような事態になったら最悪です。
と、そんな具合にひとりでモヤモヤ悩んでいたとき、以前こんなリリース記事を書いたのを思い出しました。
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ARで製品の試し置きができる体験型サービスが楽しい
SANWA AR
ARとは「拡張現実(Augmented Reality)」の略。現実世界の情報にデジタル情報を重ねて表現することで、実際にはないものをまるで目の前にあるかのように、ディスプレー上で表示できる技術を指します。
SANWA ARは、スマホやタブレットのカメラを通して、3Dモデル化したサンワサプライ製品を部屋やオフィスに配置できるサービス。まるで実物があるかのようにスマホ画面に3Dモデルが映るので、製品が自分の部屋に合うか簡単に「試し置き」ができるというものです。専用アプリのインストールなども不要で、スマホのブラウザーから無料で利用可能です。
確か、このサービスでAR表示できる製品にゲーミングチェアがあったはず……。これを使えば、買う買わないは別にしても、自室にゲーミングチェアを置いた場合のシミュレーションができるのでは……。