SamsungはARM、AMDと共同で、Qualcomm Snapdragonのパフォーマンスを上回る次世代Exynosプロセッサを開発していると、BusinessKoreaが報じています。開発中の次世代プロセッサでは特に、グラフィック性能の向上が図られるようです。
グラフィックを主に改良
Exynosプロセッサのグラフィック性能は競合製品よりも低いことから、その改良にAMDが協力するようです。現行Exynosプロセッサには、高いグラフィックパフォーマンスを要求するゲームをプレイ中に、GPUが原因の発熱の問題が生じていました。
ARMとの関係も強化
CPUについてSamsungはこれまで、ARMからARMアーキテクチャを購入するに留まっていましたが、現在はCortex-Xをもとにした改良型プロセッサを共同開発しているようです。
ARM Cortex-A78をベースとしたカスタム版であるCortex-X1は、Cortex-A77に比べてパフォーマンスが30%向上していると伝えられています。
SamsungがARMおよびAMDと共同開発した次世代Exynosプロセッサは、2021年に発表される予定だとBusinessKoreaは伝えています。