今年のフラッグシップiPhone 12(仮)シリーズの発売は例年より数週間遅れになると公式発表され、おそらく10月上旬以降のリリースになると推測されています。そして4モデルが2モデルずつ二段階に分けて発売と噂されるなか、そのうち1モデル用と思われる有機ELディスプレイ写真が公開されました。
このネタの出どころは、アップル未発表製品に関する情報をときどき発信するMr.white氏がTwitterに投稿したものです。ただし記事執筆時点では、問題の写真は削除済みです。
米MacRumorsが保存した写真では、iPhone 11 Proシリーズの分解写真と見比べると、コネクタの位置など細かな違いが確認できます。ここからはロジックボードが前モデルとは反対側の位置に移動している可能性が推測され、ひいては5Gアンテナを収納するためにSIMトレイの場所が変わるとの噂にも繋がります。iPhone 12用のロジックボードと称される写真は、5月にも出回っていたことがあります。
なおMr.white氏はもう1枚、「Face IDサイズは同じ」とコメントした写真も投稿しています。
こちらは「顔認証用のTrueDepthカメラなどを収めるノッチ(画面上部の切り欠き)」の大きさはiPhone 11シリーズから据え置きと解釈できますが、先月も同じくノッチサイズに変化がないとする写真が中国SNSに投稿されていました。
これまでの噂ではiPhone 12シリーズのうち「少なくとも1つは前面カメラを小型化してノッチが小さくなる」はずですが、今回の写真ではサイズ感が分からずどのモデルか特定できないため、まだ期待は繋げそうではあります。