Googleは、Androidスマホで使えるファイル共有機能「Nearby Share」(周辺ユーザーとの共有)を正式リリースすると発表した。
スマホのファイル共有機能と言えば、AppleのiPhoneで使えるAirDrop(通称エアドロ)が有名だが、Androidスマホにもようやくファイル共有機能が備わることとなった。
「Nearby Share」では、近くにいる「Nearby Share」対応のAndroidスマホを所有するユーザー同士で、ファイル、リンク、写真などを簡単に共有できる。
受信者はファイルを受け入れるか拒否するかを選択することができ、Bluetooth、WebRTC、Wi-Fiに対応するので、オンライン・オフラインを問わずに通信できる。
また、ファイルは匿名で送受信できるほか、自分のアカウントを非表示にしたり、一部の連絡先のみに表示したり、すべての連絡先に表示したりが設定できるので、不適切な画像を送りつけられるAirDrop痴漢のような被害にあうこともない。※AirDrop痴漢も設定することで簡単に防ぐことができる
「Nearby Share」が使える端末は「Android 6.0 Marshmallow以降」のOSを搭載する端末となるが、まずはGoogleのオリジナルスマホPixelシリーズとSamsungの一部のスマホのみが対応となる。
そして、今後は他のAndroidスマホにも開放され、さらにChromebookと連携することで、AndroidスマホとChromebook間でファイルの共有ができるようになる。
2020-08-05 00:05:50