米Googleは7月29日(現地時間)、これまでクラウドサービス「Googeドライブ」の有料サブスクリプション版「Google One」ユーザー向けアプリだったAndroid版「Google One」アプリにストレージ管理機能を追加し、無料ユーザーでもスマートフォンのバックアップと管理に利用できるようにすると発表した。また、iOS版もリリースし、iPhone内でGoogleアカウントで使っている写真、動画、連絡先、カレンダーのデータも無料でバックアップ・管理できるようにする。
Googleは2018年5月、非G Suiteユーザー向けのストレージサービスの名称をGoogle Oneとし、昨年9月にはAndroid端末内のデータ、写真や動画、音声ファイルなどを自動バックアップする機能を追加した。
これまでは、非サブスクユーザーがGoogle Oneアプリを起動するとGoogle Oneへのアップブレードを促されるだけだったが、まもなく端末のバックアップ機能が使えるようになるということだ。
追加になるストレージ管理機能は、「Files by Google」のファイル管理機能をGoogle Oneアプリに統合したような感じだ。この機能はWebアプリにも追加される見込みだ。
Androidアプリの新機能は現在ロールアウト中(筆者の環境ではまだ使えない)。iOSアプリは“まもなく”リリースの予定だ。