2020年3月に発売が開始された「Galaxy S20 5G」、6月に開始された「Galaxy S20+ 5G」に続いて、シリーズ最上位モデルである「Galaxy S20 Ultra 5G」が7月3日にauから発売となった。
先だって発売開始となった2モデルと比べ、ディスプレイサイズやバッテリー容量の大型化、カメラ性能の向上が見られるという「Galaxy S20 Ultra 5G」。では、S20シリーズ最上位モデルの実力を実際に試してみよう。
圧倒的実力を見せるカメラ性能
本端末が、先に発売された2モデルから大きく進化したポイントとしてまず挙げられるのが、そのカメラ性能にある。では、実際にどのように進化したのかを紹介していこう。
光学ズーム10倍、超解像度ズームは驚異の最大100倍!?
進化したポイントとして真っ先に挙げられるのが、そのズーム力。ハイブリッド光学ズームは10倍に対応し、遠くの被写体も鮮明に映し出せるようになった。Galaxy S20 5G/S20+ 5Gは3倍までの対応だったため、その進化は手に取るようにわかる。
また、最大100倍のスペースズームを搭載。肉眼では確認できない細部まで鮮明に映し出せ、双眼鏡のような使い方もできるほどの実力だ。数字で100倍といわれても、いまいちどれくらいのズーム力なのかイメージしにくいと思うので、同じ位置から1倍・10倍・100倍ズームで撮影した写真を確認していただきたい。
※100倍 10倍画像の下部に記載されている「S20」の文字がここまで近くなる。また、これだけのズームをしながら、文字がしっかり確認できる画質を保つとは驚きだ。
ズームだけじゃない! 1億画素を超える高精細撮影や40MPのセルフィーにも対応
もちろん、カメラ性能の進化はズーム力だけではない。広角レンズは約1億800万画素に対応し、写真の一部を切り取っても細かいディテールを損なわないほど、鮮明な写真撮影が可能となった。インカメラの性能も、Galaxy S20 5G/S20+ 5Gが10MPであるのに対し、40MPと大幅に強化されている。
また、これはGalaxy S20 5G/S20+ 5Gと共通だが、ビデオ撮影は8K画質に対応。高解像度の動画をいつでも撮影できるようになっている。
カメラ以外も高スペックを搭載したフラグシップスマホ
Galaxy S20 Ultra 5Gの魅力は、カメラ性能だけではない。スマホ業界の最先端を行くGalaxyらしい、ハイスペックな仕上がりとなっている。
約6.9インチの大型ディスプレイ搭載
ディスプレイサイズは、約6.9インチとかなり大型のダイナミック有機EL 2Xディスプレイを搭載。これまでのGalaxy Sシリーズと同様に、画面の左右が湾曲しているため、映像は手の中からあふれ出るような大迫力が生まれる。質量は約220gと、画面サイズを考えれば比較的軽量に仕上げられているだろう。実際握ってみても、重すぎるといった印象はなかった。ディスプレイの性能として紹介したいのが、リフレッシュレート(1秒間に画面が切り替わる回数)の高さ。Galaxy S20 Ultra 5Gはこれが120Hzとなっており、かなり細かく画面が書き換わるので、操作性が向上。滑らかでストレスのない動きを実現している。
2020-07-27 02:26:21