現地時間7月21日、AppleとZendeskは、Apple Business Chatの一般提供を開始しました。これによりZendesk Supportを利用する全ての企業が、Apple Business Chatを利用できるようになります。
顧客とのやり取りを1カ所でまとめて管理
2018年に初めてベータ版が公開されたApple Business Chatは、iPhone、iPad、macOSユーザーがMessageアプリを使って、企業と直接やりとりができるよう設計されています。ユーザーはチャットで企業に問い合わせできるだけでなく、予約を取ったり料金を支払うことが可能です。
この機能は、Apple Maps、Apple Payなど他のAppleサービスと統合されているため、ユーザーはチャットでサポートを受けながら、関連するローカル情報を検索したり、支払いを済ませることができます。
Apple Business Chatを利用したい企業は、Zendesk Supportを使用するカスタマーサービスプラットフォームに統合する必要があります。これにより企業は、顧客とのやり取りを1カ所でまとめて管理することができます。
Appleは、Business Chatでの個人データの保護を重視しています。ユーザーの個人情報は企業側に知られることはなく、いつでもチャットを終了することができます。