ラトックシステムは、同社製スマート家電リモコン「RS-WFIREX4」に、アプリ間アカウントリンク(App-to-App)を実装した。これにより、Amazon Alexaとスマート家電リモコンを手軽に連携させることが可能となったという。
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スマート家電リモコン「RS-WFIREX4」は、家電をスマートフォンで操作可能にするデバイス。同製品を自宅のWi-Fiルーターに接続することで、赤外線に対応したエアコンや照明、テレビなどの家電製品をスマート化することができる。
また、同製品とAlexaを連携すると、Amazon EchoシリーズをはじめとするAlexa搭載デバイスに「エアコンをつけて」など話しかけることで家電を操作することが可能となる。
これまで、スマートスピーカーとの連携は導入時のわかりにくさとステップの多さが課題となっていた。具体的には、同製品の家電リモコンアプリに家電を登録した上で、Alexaアプリからスキルを探してアカウント入力し、有効にする必要があった。
このたび、Android版の家電リモコンアプリに、Alexaの機能として新たにリリースされたアプリ間アカウントリンク(App-to-App)を実装した(iOS版アプリには5月に実装済み)。この機能により、ユーザーはAlexaアプリを開くことなく、家電リモコンアプリで数回タップするだけで、Alexaと家電をリンクさせられるようになった。家電リモコンアプリで行ったデバイスの追加や削除、呼びかけに使うデバイス名の編集も、登録ボタンのタップでAlexaに反映される。
なお、今回の機能追加の対象製品は、現行品の「RS-WFIREX4」と「RS-WFIREX4K1」のほか、出荷完了している「RS-WFIREX3」および「REX-WFIREX2」も含まれる。