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カメラが飛び出さなくなった「OPPO Find X2 Pro」はどこまで魅力的なのか

フロントカメラが飛び出す画期的な機構を採用し、前面にノッチのないデザインを実現したOPPOの「OPPO Find X」の後継機となる「OPPO Find X2 Pro」がauから7月22日に発売が決まった。10倍ズーム対応の3眼カメラを搭載するなどメインカメラが大きく進化した一方で、OPPO Find Xの最大の特徴だったカメラが飛び出す機構がなくなるなど、内容が大きく変化したOPPO Find X2 Proを発売前に借りたので、どこまで魅力的なモデルに仕上がっているのか確認してみよう。

カラーで異なるサイズ フロントカメラはパンチホールに

まずは外観だが、サイズは約74.4×165.2×8.8mmで重量は約217gと、重めだが6.7型という大画面モデルとして見ればサイズ感は悪くない。ただしOPPO Find X2 Proはカラーによってサイズ感がやや異なり、これはあくまで今回お借りしたブラックモデルの場合。オレンジのモデルの場合は、厚さが約9.5mmとやや厚くなる一方、重量は約200gと軽くなっている。

「OPPO Find X2 Pro」の正面。側面にカーブがかかったモダンなデザインを採用しており高級感がある

この違いは素材感にあるようだ。ブラックは背面に高密度のセラミック素材を採用し、レーザーによって全体に非常に細かなウェーブ状の加工が施されており、実際に手にするとガラス素材とは違った、ややざらつきのある心地よい触感を実現している。一方のオレンジは背面にヴィーガンレザー素材を採用し、独特の触感と色合いとなっているようだ。

ブラックの背面はセラミック素材を採用し、レーザーで細かな線が刻まれていることからややざらつきのある触り心地だ

また背面は、「OPPO」のロゴとカメラのみと非常にシンプルなデザイン。カメラ部分のサイズ感は最近のハイエンドモデルと大きく変わらないものの、詳しくは後述するが高い性能を持つカメラを搭載していることもあって、出っ張りはどうしても目立つ。ポケットに他の物と一緒に入れる時や、テーブルなどに置いて使う時などは注意したい。

一方の本体前面は、OPPO Find X同様、有機ELディスプレーの特性を生かし、側面をカーブさせた曲面構造を採用することで、ベゼルが非常に狭いデザインを実現している。ただし、先にも触れたとおりフロントカメラが飛び出す構造はなくなっており、代わりにフロントカメラ部分をくり抜いたパンチホール式を採用している。

フロントカメラが飛び出す構造はなくなり、パンチホールとなったことから赤外線センサーなどはなくなっている

また構造の変化でフロントカメラに赤外線センサーなどが搭載されなくなったため、3D顔認証は非対応になった。顔認証自体は存在するが、2Dによる画面ロック解除用の簡易的なものとなり、セキュアーな認証が必要な場合はディスプレーに内蔵された指紋センサーを使う形へと変更がなされている。

3D顔認証がなくなった代わりに、認証にはディスプレー内蔵型の指紋センサーを活用する形となった

飛び出すカメラがなくなったのにはコストや耐久性などさまざまな理由が考えられ、ギミック好きな人にとっては残念な所かもしれない。だが、OPPO Find X2 Proはその代わりにIPX8・IP6Xの防水・防塵を実現しているし、マスクが欠かせなくなった昨今の事情を考慮すれば、スマートフォンを安心して使うという点ではプラスに働いた部分が多い。

ちなみに本体底面の端子は充電などに用いるUSB Type-C端子のみで、イヤホン端子は搭載されていない。この点はOPPO Find Xと共通している。

本体底面はUSB Type-C端子とSIMスロットが用意。イヤホン端子は用意されていない

「OPPO Reno 10x Zoom」をブラッシュアップしたカメラ

OPPO Find X2 Proの特徴的な要素の1つはカメラだ。OPPO Find X2 Proは3つのカメラを搭載しており、メインカメラは約4800万画素/F値1.7、超広角カメラは約4800万画素/F2.2で、いずれもソニー製のイメージセンサーを採用している。

カメラは三眼構造で、一番上にあるのがペリスコープ構造の望遠カメラ。他の2つのカメラはいずれも4800万画素と高い画素数を誇る

標準カメラで撮影した写真。水しぶきなど細かな部分もしっかり再現されていることが分かる

そしてもう1つは約1300万画素/F値3.0の望遠カメラ。こちらはペリスコープ構造を採用し、最大10倍まで画質を落とさないハイブリッドズームに対応。デジタルズームも用いれば最大で60倍までのズームが可能となっている。

この構造とスペックを見ると、OPPOが日本にも2019年に投入した「OPPO Reno 10x Zoom」に近い印象だ。ただ、OPPO Reno 10x Zoomは超広角カメラが800万画素だったことを考えれば、進化していることは確かだろう。

超広角カメラで撮影した写真。OPPO Reno 10x Zoomと比べると超広角カメラの性能が大幅に向上している



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