Appleは、中国のApp Storeに掲載されているゲームアプリのライセンス確認を7月1日から開始し、7日までに2,500個のゲームアプリが適切なライセンスが不足していたためストアから取り下げとなったことがわかりました。
外国企業にとって高価なライセンス
中国当局が6月30日までに取得を義務付けていた課金を行うゲームアプリのライセンスは、外国企業にとっては高価なものになると推測されていました。
高額なライセンス料金は、主要アプリ企業はおそらく支払えるものの、小規模開発者にはまかなえない可能性があり、ライセンス申請辞退を余儀なくされるのではないかと指摘されていましたが、実際に2,500個という多くのアプリがライセンス不足のためストアから削除となった模様です。
2,5000個のアプリの中には10億円以上売上を出していたゲームも
調査企業Sensor Towerによれば、App Storeから取り下げられたアプリのうち、約80%は過去8年間でダウンロード数が10,000件に満たなかったとのことです。
削除された2,500個のゲームアプリは、総額で3,470万ドル(約37億1,200万円)の売上高をあげており、その中の1つのゲームは総額1,000万ドル(約10億7,000万円)、6つのアプリは総額100万ドル(約1億700万円)を売り上げていました。