総務省が9月に実施するマイナポイント事業に関し、これまで自治体の窓口が中心だったマイナポイントの予約・申込をサポートする「マイナポイント手続スポット」が7月以降、銀行やキャリアショップ、家電量販店にも拡大する。最終的に、開設予定分を含め、約9万カ所となる予定。
「マイナポイント手続スポット」の目印となるマーク
ビックカメラグループは、マイナポイント予約(マイキーID設定)と、マイナポイント申込(決済サービスの選択)ができる専用端末を7月1日から、ビックカメラ、コジマ、ソフマップの各店舗(一部店舗を除く)に設置する。なお、スマートフォン(スマホ)の操作を本人が行い、販売員は操作方法について分からないことがあった際にサポートする。
ビックカメラグループの店舗内に設置する支援端末のイメージ
ドコモショップ、auショップ、ソフトバンク・ワイモバイルショップにも同様に、マイナポイントの予約・申込が可能な支援端末を設置する。みずほ銀行は、マイナポイント事業に登録済みのスマホ送金・決済アプリ「J-Coin Pay」からマイナポイントの予約・申込を可能にするとともに、全国の金融機関と協働して、J-Coin Pay参画金融機関の支店内にマイナポイント手続スポットを展開する。この支援コーナーでは、マイナポイントの予約・申込の操作が本人では難しい場合、適宜、操作方法などをサポートする。