Appleの世界開発者会議WWDC20で発表されたiOS14とmacOS Big Surのさまざまな新機能が明らかになっていますが、ボイスメモアプリもアップグレードされていることがわかりました。新たに「音質改善(Enhance Recording)」機能が追加され、録音を行ったあとに音質をよりクリアにすることができるようになりました。
タップひとつでバックグラウンドノイズと室内残響を低減
Appleによれば、ボイスメモアプリの「音質改善」機能で、バックグラウンドノイズと室内残響をタップひとつで低減することができるとのことです。
ひとたび録音を終えると、写真アプリの自動補正に似た小さなアイコンが表示されます。音質改善ボタンをタップすると、音質を自動的に改善してくれます。
音質改善機能は、iPhone、iPadやMacから直接録音を行ってポッドキャスト制作を行う人にとって特に役に立ちそうです。
ボイスアプリに追加された新機能は以下のとおりです。
フォルダ:ボイスメモ録音のオーガナイズが可能に
スマートフォルダ:Apple Watch上の録音を自動でオーガナイズ
お気に入り:気に入った録音をお気に入りに指定可能に
音質改善:バックグラウンドノイズと室内残響をタップひとつで低減
新らしくなったボイスメモをアプリは、iOS14、iPadOS14、macOS 11 Big Surのベータ版で利用可能となっています。