各種オーディオ製品を扱うハーマンインターナショナル(東京都千代田区)は、「JBL」ブランドから、ゲーミングヘッドセット「Quantum(クオンタム)400」を2020年6月26日に発売する。
人間工学に基づいたデザインと軽量設計
「JBL」が長年培ってきたノウハウを投入。上位モデルに搭載の独自アルゴリズムによるサラウンド技術「JBL QuantumSURROUND」に加え、ゲーミング用音響技術「JBL QuantumSOUND」、各種設定が可能なパソコン専用ソフト「JBL QuantumENGINE」を新たに搭載・開発した。
ゲームへの没入感と正確な音の位置情報の提供を可能にし、広大かつ立体的なサウンドを実現。FPS(1人称シューティング)やMOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトルアリーナ)まで幅広いゲームで活用できる。
押し上げることですぐにミュートに切り替わる「フリップアップブームマイク」は「ノイズ軽減」機能を備え、プレーヤー間のスムーズなコミュニケーションが可能だ。イヤーカップ部分には「JBL」ロゴが光る「RGBライティング」機能を実装する。
人間工学に基づいた構造デザインによる高いフィット感と重さ274グラムの軽量設計に加え、イヤーパッドには「メモリーフォームクッション」を採用。長時間の使用でも快適で、ゲームへの集中力を持続できるという。
専用ソフト「JBL QuantumENGINE」では、ユーザーの頭部サイズなどが登録可能。各再生チャンネルがソースに対し最適化されるよう調整することで、プレーの精度が高められるという。ヘッドホン用のバーチャルサラウンド技術「DTS headphone:X ver.2」にも対応し、ゲームのほか映画鑑賞なども楽しめる。
50ミリ径のダイナミック型ドライバーユニットを内蔵。インターフェイスはUSB/3.5ミリ・ミニジャック両対応。USB Type-Cケーブル、3.5ミリ・オーディオケーブルが付属する。カラーはブラック。
「JBLオンラインストア」での直販価格は9880円(税別)。
また、「JBL QuantumSURROUND」非搭載、40ミリ径ドライバー内蔵のスタンダードモデル「Quantum 100」も同日発売。