オムロンは6月24日、国内3拠点のFA(ファクトリーオートメーション)技術の集積拠点「ATC(オートメーションセンタ)」のリモート対応を2020年7月1日より開始すると発表した。
視覚障がい者のアクセシビリティ向上を図るAIスーツケース開発
ATCは、AI、IoT、ロボティクスといった最先端技術に加えて、同社の持つ20万種以上の制御機器をすり合わせた技術力と先進的なアプリケーションを用いて、企業の現場課題に合わせた解決策を体感・実証するほか、各種機器導入時に必要となる技術トレーニングを提供している。
オンライン中継で接続することにより、ATCの特徴である「体感」「実証」「技術トレーニング」という3つのプロセスを通じて、企業の課題解決をリモートで提供できるようになったという。
また同社は、リモート対応の利点を生かして、営業、開発、FAE(フィールド・アプリケーション・エンジニア)などを企業のニーズに即して編成を行うとしている。