ファイルだけでなくパスワードも。
Dropbox(ドロップボックス)は独自のパスワードマネージャー(保管)機能と、いくつかのセキュリティ機能を発表しました。
パスワードのメモをDropboxに入れてるひと~!
まずパスワードマネージャーのDropbox Passwordsでは、1箇所でパスワードを管理することができます。すでに1PasswordやlastPassといったパスワードマネージャーが人気ですが、その市場にDropboxが殴り込みをかけた形ですね。また、Dropboxのパスワードでクラウドファイルからパスワードまで一括管理できるのもメリットでしょう。
暗号ボックスもできました
その他にも、より機密性の高いドキュメントを保管するDropbox Vaultも発表されました。こちらはアクセスに6桁のPINコードが必要となり、ファイルはアップロード/ダウンロード時に暗号化されます。また、万が一の際にはアカウントにアクセスせずに個別のファイルをシェアすることも可能です。
さらに、PCやMacのフォルダを自動でバックアップする機能「Computer backup」も追加されました。こちらは、Google DriveのDropbox版と考えてよさそうです。
Dropbox PasswordsとVaultはDropbox Plusプランにて、まずベータ機能として数週間中に提供されます。 また、バックアップ機能はBasic、Plus、Professionalプランで提供が開始されています。
既存のパスワードマネージャーに支払っているお金をDropboxの有料プランに回すことで、パスワード管理とクラウドストレージを手に入れる…そんなやりくりも、個人的には全然アリかと思いますよ!