ユーグレナとリバネスは6月15日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体検査系の共同開発を開始すると発表した。
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新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためには、高精度かつ迅速な検査系が開発される必要がある。こうした課題を踏まえ、両社は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗体を検査対象者が持っているかどうかを判別する検査系を共同開発することを決定したという。
具体的には、東京理科大学の村上康文 教授に技術指導を受ける形で検査系の開発に着手。検査に対する同意を得たボランティアによるサンプル203検体を用いた試験では、陽性者を判別できるレベルで抗体検査ができることを確認したとのことで、今後、より精度の高い検査系の構築を目指して取り組みを進めていくとしている。