Lenovoは6月2日、ワークステーション「ThinkStation」と「ThinkPad P」シリーズの製品ポートフォリオ全体にLinux認定を提供することを発表した。
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同社はこれまでLinuxの導入を希望する顧客に対して、デスクトップおよびモバイル・ワークステーションの一部の製品において特定の構成に限ってLinuxの動作を検証してきたが、ThinkStationとThinkPad Pシリーズの製品ポートフォリオ全体が「Red Hat Enterprise Linux」および「Ubuntu LTS」の両方で認定されるようになる。
認定プログラムでは基本機能の動作検証を行い、最適化したファームウエアやBIOSを用意、認定済みのワークステーションにはハードウェアドライバのアップデート、セキュリティパッチといったエンドツーエンドのサポートを提供する。また、互換性と安定性が改善するようにドライバを直接Linuxカーネルにアップストリームする。
Linux認定はThinkPad Pシリーズを皮切りに、今月からカスタマイズやCTOの受け付けを開始。夏を通じてロールアウトを完了させる。