新型コロナウイルスのPCR検査を自動でできるロボットをデンマークの大学が開発しました。
南デンマーク大学の研究チームは、3月下旬からロボットの開発に取り組み、1カ月で試作品を完成させました。アームに付けられた綿棒で喉の奥から唾液(だえき)を取る仕組みで、検体の採取は30秒足らずで完了します。自動化で医療スタッフの感染リスクを軽減することが期待されます。
南デンマーク大学・サバリムチュ教授:「速さよりも安全性と正確な採取に研究の焦点をあててきた。最終的には安全を犠牲にせず、より効率的にできると確信している」
研究チームは今年の秋には実用化したいとしています。
2020-05-29 20:53:13