NTTテクノクロスは5月27日、NTTデータイントラマートが提供するシステム共通基盤「intra-mart」とビジネスチャットを連携させ、業務における申請や承認をチャットから手軽に実行可能にし、システム上で管理できるサービスを発表した。提供開始は6月1日から。
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同サービスは、intra-martのワークフロー管理機能と、リアルタイムのコミュニケーションを可能にするビジネスチャットを連携させることで、手軽な申請・承認作業を実現し、働く場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を推進するもの。
ビジネスチャットで事前に設定したスタンプを送信するだけで、始業・終業・休憩など勤務状況の申請が可能。管理者はスタンプを返信するだけで申請を承認できるため、リアルタイムかつ正確に勤務状況を管理できるという。
認印などの押印処理が必要な書類のデータ(PDF)をintra-martを利用して申請すると、承認者にビジネスチャットから通知が届き、承認者は申請された書類と説明情報をチャットから閲覧でき、スタンプを返信するだけで、事前に設定していた印影が添付書類の指定の位置に押印される。
また、連携しているビジネスチャットを利用して申請された情報はintra-mart上でも閲覧、承認できるなど一元管理が可能。勤務情報は組織や個人単位の状況をグラフにして時系列で把握できるため、勤務時間の増減の把握できるほか、申請・承認データを外部出力して必要なデータを別の勤務管理システムに取り込んで利活用することも可能だということだ。
なお、同サービスの提供価格は、構成やアカウント数によって異なるため、詳細は問い合わせること。