オンライン資格取得講座「STUDYing(以下、スタディング)」を提供するKIYOラーニングは5月26日、 AIを活用して、個人別に最適化された学習プランを作成する新機能「AI学習プラン機能(ベータ版)」をリリースすると発表した。
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累計6万人を超えるスタディング受講者の学習履歴データや問題・模擬試験等の得点データを基にしている新機能では、受講者が「目指す試験」「学習可能な時間」を入力し実力診断テストを受けて質問項目に回答すると、 AIが個人に最適化された学習プランを作成する。
試験までの学習スケジュールや「今日行うべきこと」が明確になり、 各レッスンの目標学習時間や問題の目標得点が示される。そのプランを基に、 学習のPDCAを実行することで、効率的な学習ができる。
また、受講者の試験の得点が最も高くなる学習プランを予想して作成することも可能で、試験の予測得点「AI試験スコア」と「予想合格率」が表示される。
さらに、学習後、時間の経過につれて記憶が忘却する「忘却曲線効果」を含めて計算するなど、各種データとAIを活用して、複数の要因を基に予測する。
同社はベータ版として、中小企業診断士講座向けに限定してリリースしており、今後、 データの蓄積やチューニング等の改善を経て正式リリースする予定だという。