VICE傘下のテック系メディア、Motherboardによると、流出したiOS14はもともとそれがインストールされたiPhone11と共に出回ったようです。
2019年12月付のiOS14がインストールされたiPhone11
リーク情報に詳しいジェイルブレイクコミュニティの情報によれば、最初に誰かが、開発中のiOS14がインストールされたiPhone11を入手したとのことです。
このiPhone11は、中国のベンダーから数千ドルで販売され、それを入手した何者かがiOS14の開発版を抜き出して、ジェイルブレイクコミュニティや、ハッキングコミュニティで配布し始めたようです。
一部のスクリーンショットだけではなくiOS全体が流出
これまでは、次期iOSのスクリーンショットを含め、一部の機能がリークされたことはありましたが、OS全体が流出したのは前代未聞だとMotherboardは報じています。
流出したiOS14のソースコードからは、未発表の製品や新機能など多くの情報が発見されています。ただし、これらはWWDC 2020で詳細が発表される8カ月前の開発バージョンですので、発見された新機能などが全て実装されるとは限らないと、予想されています。