アイリスオーヤマは5月19日、音声による操作に対応した「音声操作サーキュレーター」シリーズを発表しました。ラインナップ、発売予定、税別価格は以下です。
ミズノ、2個のファンで空気を送るジャケットとバックパック
サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首ふり 音声操作(KCF-SCV151T):5月22日発売、14,800円
サーキュレーター扇風機 15cm 音声操作(KSF-DCV151T):5月22日発売、19,800円
サーキュレーター扇風機 18cm 音声操作(KSF-DCV181T):5月31日発売、21,800円
○Wi-Fiやアプリなどの設定いらず、すぐに音声操作できる
「音声操作サーキュレーター」シリーズは、その名の通り音声で電源のオンオフなどを操作できる製品です。アイリスオーヤマは昨年(2019年)、「音声操作LEDシーリングライト」と「音声操作4K対応液晶テレビ」を音声操作シリーズとして発売しており、音声操作サーキュレーターはシリーズ第3弾となります。
現在、音声で操作できる家電は多くありますが、ほとんどは自宅のWi-Fiやスマートスピーカーと連携させたり、スマートフォンアプリの設定を必要としています。このため、自宅にWi-Fi環境がないユーザーや、機械の設定が苦手なユーザーにとっては、導入しにくい一面がありました。一方、アイリスオーヤマの音声操作シリーズは、家電本体に音声認識回路やマイクを内蔵。Wi-Fiへの接続や機器の初期設定、アプリ操作などは必要なく、家に設置したらすぐに音声操作できるのが大きな特徴です。
今回の音声操作サーキュレーターシリーズは、「ねえ、サーキュレーター」「はい、サーキュレーター」、あるいは「ねえ、扇風機」「はい、扇風機」といったウェイクアップワードで語りかけると、音声コマンドを受け付ける状態になります。その後「電源を入れて」「風力を強く」「上下首ふり」など、7種類の操作ワードによる音声操作が可能です。
ただし、Wi-Fiには接続できないので、一般的なIoT家電のように「出先で自宅の家電を操作する」「家電同士で連携した動作をさせる」といった複雑な動作には対応していません。あくまでも「リモコンを探す手間なく、音声で操作できる」という製品です。
○サーキュレーター、扇風機としてももちろん優秀
音声操作サーキュレーターシリーズは、サーキュレーターや扇風機としても優秀です。たとえば球状の「サーキュレーターアイ」シリーズは、アイリスオーヤマの人気シリーズ。羽根の格納部分をボール型にすることで、一般的な平面型のサーキュレーターよりも風が中心に集まりやすく、直進性が高くて強い気流が生み出せるといいます。
一方、サーキュレーター扇風機の2モデルは、丸みを帯びたドーム型のスパイラルグリルを採用しています。風が本体中心に集まりやすい形状で、同じサイズの一般的な扇風機よりも直進性が高く、より遠くまで届く風を作りだせるのが特徴です。パワフルなので、15cmモデルは最大24畳、18cmモデルは最大30畳と、広いリビングでも強力に空気を循環・攪拌(かくはん)。サーキュレーターアイよりも「柔らかい」風なので、風が直接身体にあたっても疲れにくいとしています。
15cmタイプ、18cmタイプとも、10段階の風量調節機能を搭載。2時間・4時間・8時間の入切タイマーを備えています。