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象印、圧力IH炊飯ジャーの新フラッグシップモデル

象印マホービンは5月15日、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズのフラッグシップモデル「NW-LA型」を発表した。5.5合炊きの「NW-LA10」と1升炊きの「NW-LA18」を用意し、カラーは両タイプともに黒漆と雪白の2色。発売日は6月21日、価格はオープン、推定市場価格(税別)はNW-LA10が120,000円前後、NW-LA18が125,000円前後。

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いずれも底IHヒーターを6つに増やすことで、炊飯時により激しい対流を実現し、ふっくらとした大粒のごはんを炊き上げる。一般的なIH炊飯器が搭載する底IHヒーターは1基だが、炎舞炊きシリーズは複数の底IHヒーターを独立制御する「ローテーションIH構造」が特徴。底ヒーターの加熱エリアを次々と切り替えながら炊飯することで、かまどの炎の揺らぎを再現。さらに、単位面積当たり4倍以上(従来モデル比)の大火力で炊飯する。

2019年モデルまでの炎舞炊きは、底IHヒーターを3つのエリアで独立制御していたが、新モデルのNW-LA型は制御エリアを6つに拡大。対角線上にある2つのヒーターを同時に加熱することで、より激しい対流を起こせるようになった。これにより、水中に溶け出たお米のデンプンが沸騰維持工程で加熱され、すばやくα化。加えて、沸騰維持工程の後半で甘み成分をお米にコーティングすることで、従来モデルの炊き上がりと比べてより甘みが強く、ふっくらとしたごはんに炊飯できるという。

NW-LA型では内フタも大きく改良された。従来は内フタを2つに分解して毎回洗う必要があったが、新モデルでは内フタを一体化。炊飯後に毎回洗うパーツが内釜と内フタの2つだけになり、お手入れが簡単になった。

内釜は、従来モデルに続いて発熱効率が高い鉄と熱伝導性の高いアルミ、および蓄熱性と耐久性に優れたステンレスの「鉄 ~くろがね仕込み~ 豪炎かまど釜」を採用。このほか、前回食べたごはんの感想を画面上(本体操作パネル)のアンケートに回答すると、炊き方を微調整してくれる121通りの「わが家炊き」メニューや、しゃっきりからもちもちまで好みの食感に炊き分ける7通りの「炊き分け圧力」機能なども、引き続き搭載している。

本体サイズ・重さは、5.5合タイプのNW-LA10がW27.5×D35×H23.5cm・8.6kg、1升タイプのNW-LA18がH31×D37.5×H26.5cm・10kg。



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