経済専門誌Forbesが毎年発表している世界企業番付「Global 2000」で、Appleが9位にランクインしました。
テクノロジー企業では唯一のトップ10入り
Global 2000は、Forbesが4つの異なる指標(売上、利益、資産、時価総額)を総合して企業をランク付けした有名なリストです。Appleは昨年の6位から順次を下げ9位となったものの、売上や資産が評価され、テクノロジー企業の中ではAlphabetやMicrosoft(ともに13位)を抑えて首位に立ちました。
Appleは時価総額でこそMicrosoftの後塵を拝したものの、売上では2,677億ドルと、Microsoftの1,386億ドルに大きく差をつけています。また、トップ10にランクインしたテクノロジー企業はAppleのみでした。
このほか、Amazonは22位、Facebookは39位でした。
日本からはトヨタが上位ランクイン
総合1位はICBC(中国工商銀行)、2位はChina Construction Bank(中国建設銀行)と、米国企業を抑えて中国企業が上位2社となりました。中国企業はこの他にもランキングに連ねていますが、上位を占めているのはいずれも銀行で、31位にようやくAlibabaが顔を出します。
また、日本からはトヨタが11位、NTTが43位にランクインしています。
ちなみに、同じくForbesがランク付けしている「世界で最も価値のあるブランド」ランキングでは、昨年も含めてAppleが毎年のように首位を獲得しています。