Appleは純正ワイヤレスイヤホンの「AirPods」と「AirPods Pro」の売上が非常に好調で、ワイヤレスイヤホン市場の総収入の70%超を占めています。AppleはAirPodsの成功をさらに拡張し、独自開発のワイヤレスヘッドホンを計画していると長年ウワサされてきました。この独自開発のワイヤレスヘッドホンは「AirPods Studio」という名称で、2020年後半に正式発表されるとApple関連メディアの9to5Macが報じています。
2018年頃からウワサが流れているApple純正のワイヤレスヘッドホン「AirPods Studio」について、9to5Macは複数の情報筋から「2020年後半にAppleから正式に発表される」という情報を得ているとのこと。
AirPodsの主要な機能のひとつは、装着した際に耳を検出して曲を自動的に再生し、外せば一時停止するという機能です。情報筋によるとAirPods Studioにも同様の機能があり、ヘッドホンであるAirPods Studioの場合は耳を検出する代わりに「ヘッドホンが頭にあるのか首にあるのかを検出できるセンサー」を組み込むことで、曲の再生・一時停止機能を再現するとのこと。
さらに、AirPods Studioでは「左右の耳を検出してオーディオチャンネルを自動的にルーティングできる機能」が搭載されるとのこと。既存のヘッドホンは左右のチャンネルが固定されているため、「AirPods Studioのオーディオチャンネルルーティングが適切なケースと不適切なケースがある可能性がある」と9to5Macは記しています。
加えて、AirPods StudioにはAirPods Proと同様のアクティブノイズキャンセル機能と外部音取り込みモードが搭載されるとのこと。なお、ユーザーは2つのモードを簡単に切り替え可能です。
AirPods Studioは主にプロユーザーに焦点を当てたプロダクトになると予想されています。AirPods StudioはMacやiOS端末とペアリングすることでカスタムイコライザー設定のロックが解除され、低・中・高の周波数調整が利用可能になると情報筋は語っています。