株式会社Showcase Gigが、店頭における完全非接触型注文パッケージ「O:der Locker(オーダー・ロッカー)」を開発。
完全対人非接触での店舗オペレーションを実現したロッカーで、レジレスなどの省人化のみならず、非接触の注文・決済行為を可能にすることから注目を集めている。
完全な非接触オペレーションを実現
2013年より飲食店向けモバイルオーダーサービスの提供を開始してきた同社。今回開発された「O:der Locker」は、ショーケース・ギグのO:derプラットフォームと連携したモバイルオーダー専用のスマートロッカー。
飲食店の店頭に設置することにより、顧客はスマートフォンからモバイルオーダーで事前注文決済することができる。オーダーを受けた飲食店側は、調理後料理をロッカーへ。商品の受け取りはロッカーを介して行うことができるため、完全に対面の接触を避ける店舗オペレーションを実現している。
ロッカー内の照明には殺菌効果のある紫外線(UV)を使用。衛生面も考慮されており安心だ。
窓口も設置し飲食店をサポート
また、同社はサービスの開発に伴い、飲食店向け新型コロナウイルス感染症対策情報における情報発信の強化および、相談窓口を設置。支援金の申請方法や、テイクアウトやモバイルオーダーに取り組む上でのノウハウなどについての相談など今後の店舗運営支援となる情報提供を行なっていくという。
世界的にみても、例えば中国では、モバイルオーダーサービスを起点に、「アフターコロナ」の中で飲食店が営業を再開。国内でも、PayPayや楽天もモバイルオーダーサービスの提供を開始することを発表しており、今後ますますモバイルオーダーサービス市場は活性化していくことが予想される。