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玉川徹氏 宮城県の休業要請解除方針に「合理性ある」

テレビ朝日の玉川徹氏が6日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。宮城県の村井嘉浩知事が5日に県内の新型コロナウイルス新規感染が一定範囲に抑えられているとして、7日から事業者への休業要請を解除すると発表したことに言及した。

事業者への休業要請解除で業種を問わない。ただ、県民に対しては、接客を伴う飲食店の利用などを引き続き控えるよう求める。村井知事は対策本部会議後、報道陣に「患者の数は落ち着いてきた。経済的に疲弊している事業者も増えており、専門家の意見も聞いた上で解除に踏み切った」と述べた。県によると、累積の感染者数は88人で、4月29日から新規発生はない。

玉川氏は「宮城県の場合は7日間連続で感染者が出ていないだけじゃなくて、今までの累積の感染者が88人(5日現在)いるんですけど、このうちの8割が退院しているんですね。入院されている方っていうのは10%ちょっと。それくらいで今いい状態が保てているようなんですよ」と言い、「宮城の場合は全県だけではなくて、宮城県内の地域ごとの感染者数っていうのも出ているんですけど、仙台を含むところが1番多くて、それ以外の所は非常に少ないんです」と説明。

そして「仙台の方を抑えられるとだいぶ終息の方に向かうというか、いったんの終息かも知れないですけど、向かっているってことがデータからも分かる。そうなると感染者がどれくらい市中にいるのかっていう濃さ、この濃さが東京都と宮城のようなある種の地方では違うわけですね。一様ではないわけです」とし、その上で「濃さが違うっていうことがありながら同じくらいの自粛レベル、つまり同じくらいのある種の治療をやったわけですね、感染拡大に対し。そうした時に、薄い所は効きが良いわけですよね。そうなると感染治療の効きが良い所は、いったん解除することは合理性があることだと思います」と自らの見解を述べた。



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