待てばiPhoneの日和あり。気長に待つべ!
The Wall Street Journal(WSJ)の独占記事によると、Appleのフラッグシップである新作iPhoneの製造が遅れているらしいです。まあ、そりゃそっか…って感じですね。原因は皆さんお察しのとおり、新型コロナウイルスのパンデミックよるに需要とサプライチェーンの混乱だそうです。
例年は初夏から量産スタート
アナリストやAppleの預言者の皆さんも今や、ある程度の遅延は予測しているようですね。WSJの記事では匿名の事情通からってことで、生産に関する情報が載っています。
例年ですと、Appleは9月の恒例イベントで新作iPhoneを発表し、大体その月の後半に販売開始するのが通例。でもそのためには、初夏までに量産を開始しないと間に合いません。でも、今はこんなご時世ですから、Appleも通称iPhone12の量産は先送りする可能性が高いようです。
発売はクリスマスまでに…?
Appleが新型コロナウイルスのせいで打撃を受けていることは、まず間違いありません。世界中で店舗が閉鎖されちゃってますし(中国の42店舗は再開したようですが)、生産面でも、海外渡航制限がかかっているせいでAppleのエンジニアリングチームが製造拠点の中国に行けてないんです。WSJによると、アジア工場でのプロトタイプ組立作業も、ビデオ通話で監督するしかなかったようです。
ただ、現在のところ遅延は1カ月と推定されていますが、それほど大きな影響はなさそうです。これくらいのことはみんな想定の範囲内ですし、モノが売れるクリスマスのホリデーシーズンまでには店頭に並ぶ算段はついているみたいですから。
とはいえ、今年は新しいスマホの買い控えもあり得るので、Appleも2020年後半の携帯電話生産量を最大20%削減するプランを立てているようです。
フラッグシップモデルの発売遅れは、iPhone X以来に?
Apple製品の発売日が遅れたのは、今回がはじめてではありません。iPhone Xのときも、「3Dセンサーに関連する製造上の遅延」のため、2017年11月に延期されています。
そんなわけですが、iPhone 12の情報はわりとリークされまくっています。「iPhone 5を彷彿とさせるフラットなデザインらしい」とか、「ノッチがめっちゃ小さい」なんて噂も聞こえてきてますし、iPhone12のCADデータをもとにしたと言われるレンダリング動画まで出回っています。
WSJの記事によると、新作iPhoneは約137ミリ、約155ミリ(2タイプ)、約170ミリの4モデル展開で、何らかの5G互換性にOLEDスクリーンを搭載しているとのこと。アフターコロナには、Appleを含め、新作ラッシュがくると期待して、今は全力で自粛を頑張りましょう!
2020-04-29 01:39:30