新型コロナウイルス感染拡大が収束しないなか、アップル未発表製品の噂は次々と届けられています。会社の機材が使えない在宅勤務で、奮闘しているエンジニア達の苦労が端々にうかがえるところです。
ArmベースMac、2021年登場?からノイキャンなしAirPods Pro準備中?まで、最新アップルの噂まとめをお届けします。
iPhone 12(仮)、やはりノッチ大幅縮小か。リークとされる画像公開
すでにアップル製品以外では稀にしか見かけないノッチですが、次期フラッグシップiPhone 12(仮)では小さくなる可能性を示唆する画像が公開されました。
今回もウワサの出所は、アップル未発表製品のリークでおなじみとなったJon Prosser氏です。先日Fudge(@choco_bit)氏が共有したiPhone 12と称するCAD画像を彷彿させながらも、ノッチ内の細かな部品配置が分かるものとなっています。
iPhone X以来、Face IDを搭載したiPhoneでのノッチは「スピーカーを中央に置き、それを顔認識用のドットプロジェクターと赤外線カメラで挟み込む」という形です。それが新たな画像ではスピーカーをベゼル内に収納し、上記2つのパーツを真ん中に寄せて横幅を狭くしているアプローチと見られます。
アップルがFace IDとともに新機軸のデザインとして打ち出したノッチですが、初号機であるiPhone X発売直後から中国での不評が伝えられるなど、好材料に働いている兆しはあまり確認されていません。その縮小はディスプレイの広さに繋がることでもあり、年を追うごとに「ノッチが狭くなること」は不可避とも言えそうです。
アップル、新型AirPodsとMacBook Proを5月に発表か
アクティブノイズキャンセルなしのAirPods Proが準備中の噂
第3世代AirPodsは2021年前半、新型Proは2022年初頭に量産開始のうわさ
新型AirPodsProとMacBook Proがまもなく発売されるとのウワサ。こちらも、上記の注目リーカーJon Prosser氏による情報発信が元になっています。
このうち新型AirPods Proは、Prosser氏いわく「3月のイベント(開催予定だったが、新型コロナウイルスにより中止と噂される)で発表されるはずだった」とのこと。同氏はやはり3月イベントで発表予定とされたiPhone SE第2世代の発売日をほぼ的中させており、確度の高い情報をつかんでいることはあり得そうです。
ただProsser氏は「新型」と漠然というのみですが、新型AirPodsに関する噂は複数飛びかっています。大まかに整理すると、1つは台湾DigiTimesのいう「AirPods Pro Lite」。その仮称からAirPods Proの一部をオミットした廉価版と推測されていましたが、記事執筆時点では「アクティブノイズキャンセルなしのAirPods Pro」すなわち見かけがAirPods Proで機能省略版という説に落ち着いています。
第2に、有名アナリストMing-Chi Kuo氏が予測する第3世代AirPodsです。これは第2世代のRFPCB+SMTをAirPods ProのSIPに置き換えるーーつまりデザインは前モデルと同じで内部パーツを更新するという、「AirPods Pro Lite」と逆の位置づけとされています。
第3にアップル純正オーバーイヤーヘッドホンのうわさ。イヤホンではないためAirPodsシリーズからは外れますが、Prosser氏が「AirPods(X Generation)」と呼んだ製品のイメージとも重なります。そして米Bloombergがイヤーパッドなど一部がマグネットで取り替え可能、プレミアム版と軽量フィットネス版の2モデルあると詳細を伝えていました。
最後の4つ目が、第2世代AirPods Proです。これはKuo氏のみが予測しており、2021年後半または2022年初めに量産に入ると述べられています。
発売当初は高価な印象のあったAirPodsですが、数あるアップル製品の中では安い部類に属します。今後は毎年の買い換え、あるいは自宅や外出、スポーツ用に複数のAirPodsを使い分けるスタイルが普及するのかもしれません。
ArmベースMac、2021年登場か。5nmプロセスで12コア搭載の噂(Bloomberg報道)