自宅や出張先など、オフィス以外の場所で業務ができるテレワークは政府が掲げる働き方改革の一環として推進されてきましたが、2020年2月頃から影響が深刻化した新型コロナウイルスの感染防止対策として自宅勤務が推奨されることとなり、テレワークの需要が急激に高まりました。
テレワークとは情報通信技術を活用して時間や場所の制約を受けず働く勤労形態の一種で、オフィスに行くことなく業務や会議をすることになるため、通勤時間や移動にかかるコストが削減できることに加えて、ライフスタイルに合わせた働き方ができるといったメリットも期待できます。
しかし、テレワークによる勤務は社内のシステム運用部門などの保護下にあるネットワークに直接接続することができないため、注意しなければ情報漏洩などのリスクが高まる側面も併せ持っています。
そこで、マルウェアや不正アクセスなどの心配をすることなく業務に専念するためのポイントについて解説します。