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九州電力は、電気自動車(EV)を活用したマンション入居者専用カーシェアリングサービス「weev(ウィーブ)」を2020年12月から九州および首都圏で開始すると発表した。
近年、シェアリングエコノミーの普及に伴い、車も「保有」せずに「共用」する動きが見られる。特にマンションでは、戸建て住宅と比べ、駐車場代の負担に伴う車の保有コストが高いなど、カーシェアリングの利用ニーズはより強い。
九州電力は、主に分譲マンション(新築・既築)を対象にweevを展開。テスラ『モデル3』や日産『リーフ』を用意し、マンションの入居者のみが利用できるカーシェアリングサービスを開始する。時間料金は200円/15分、距離料金5円/kmで、登録料・月額料金は無料。スマートバリューが提供するシェアリングサービス向けプラットフォーム「Kuruma Base」を採用し、入居者は専用アプリをダウンロードすれば、会員登録完了後、いつでも予約・利用が可能となる。