しばらく前からうわさが続いていた Surface Go 2 (仮) は、初代とほぼ同じサイズのまま画面が微妙に広く画素数が増えた製品になりそうです。
マイクロソフト系のリークやインサイダー情報が多い Windows Central が匿名の関係者から得たという未確認情報によれば、Surface Go 2(仮)は初代の10インチ1800 x 1200ピクセル画面から、微妙に広い10.5インチ1920 x 1280になる一方、筐体はサイズも形状もほぼそのまま、ポート類の配置も変わらないとのこと。
トップの画像は初代Surface Goですが、この太いベゼル部分が若干細くなるようです。
マイクロソフトの史上最小・最安サーフェスことSurface Goが発売されたのは2018年。
最小最薄最軽量でありながら、無段階調整できる一体化キックスタンドやマグネシウム合金筐体のしっかりした作り、高品質なタイプカバーキーボード(別売り)、なによりフルWindows 10が動くMS純正PCでありつつ399ドルからの価格などが評価された一方で、プロセッサが貧弱な Pentium Goldで用途が限られること、小型筐体なのに太ましい額縁などが残念な点でした。
約2年ぶりの新モデルとしてうわさされる Surface Go 2(仮)についてはこれまで、米国のFCC(連邦通信委員会)にそれらしい新製品が登録されたり、プロセッサとしてPentium Gold に加えて上位の Core m3-8100Y版が用意されるという未確認のベンチマーク情報がありました。
Surface Go 2(仮)と見られるデバイスがFCCを通過。4月末に発表の噂
Windows Central はさらに独自のソースから得た証言として、
・本体のサイズやポート構成は初代Surface Go と同じ
・ベゼルがやや狭くなり、ディスプレイは10.5インチ、ピクセル数も画面が広くなった分増えて1920 x 1280
・下位モデルはPentium Gold 4425Y / 4GB RAM / 64GB eMMC
・上位モデルはCore m3-8100Y / 8GB RAM / 128GB SSD
・価格は下位モデルが据え置きの399ドル、上位モデルは500ドル台
と伝えています。
あくまで未確認情報ではありますが、仮にこれが正しいとすれば、初代の「小さい2 in 1のWindows 10でまともなキーボードが使えるやつがいいんだ」需要を順当に守りつつ、いくらなんでも用途を限定していたプロセッサを強くして汎用性を増した順当な進歩になりそうです。