昨年5月に発売され、好評を博したクロスフィールドの地図柄iPhoneケースに、4月19日の「地図の日」にあわせて新たに万延江戸図シリーズが登場しました。江戸城を中心とした江戸全体図など、古地図をモチーフにしたデザインが施されています。
1860年の江戸など「万延江戸図」ベースのデザイン
同社は昨年5月に地図柄iPhoneケースを発売しました。全国47都道府県の各都市・市街をケース全体に大胆にデザインしているのが特徴で、製品ラインアップは発売当初は90都市以上でしたが、本稿執筆現在は900都市まで拡大しています。
ライフスタイルブランド「レシプロ」とのコラボレーションモデルで、各地の稜線をテーマにしたスカイラインシリーズ、淡路島や琵琶湖などサイクリストに人気のエリアをデザインしたサイクリストシリーズも販売中です。
今回の万延江戸図シリーズは、4月19日の「地図の日」にあわせての発売です。寛政12年(1800年)4月19日に伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発し、その後16年にわたる測量の末に本格的な日本全土の実測地図を完成させたことから、その偉業をたたえて4月19日が地図の日と定められました。
ケースデザインは、伊能忠敬の測量開始から60年後の万延元年(1860)に作成された「万延江戸図」をベースにしており、国内外のオリジナル地図柄雑貨を展開する「TOTEMAP」による緻密なマップデータをiPhoneケースに仕上げています。
当時の江戸は掘割と水路が縦横無尽に巡る水の街で、現代の地図と比べると首都高速などにその面影をみることができます。製品ラインアップでは江戸城と中心とした江戸全体図のほか、日本橋、銀座、六本木、四ツ谷、深川の古地図が展開されています。