Apple CardでAppleでパートナーシップを組むGoldman Sachsは、Appleの次期フラッグシップ機iPhone12は11月まで発売されないとの観測を明らかにしました。世界レベルで敷かれている渡航制限が、Appleエンジニアたちの仕事の妨げになるとの見方です。
生産の最終調整作業が遅れる?
Goldman Sachsは、世界中で行われる新型コロナウイルス関連のロックダウンの影響により、2020年第3四半期(7月〜9月)のiPhone出荷台数は対前年同期比で36%減になると予測しています。
iPhoneの平均販売価格は(ASP)は、不況と需要の低さにより下がる見通しで、世界中で行われている渡航制限によりApple従業員たちの生産の最終調整作業に遅延が生じるため、次期フラッグシップ機iPhone12の発売は11月初旬になるとのことです。
Goldman SachsはAppleへのブランド忠誠度に変化はないと見ていますが、ユーザーは新型モデルの購入を遅らせるか、予約注文が始まったばかりのiPhone SE(第2世代)のようなより廉価なモデルに流れるだろう、と厳しい意見を述べています。
ハイエンドモデルにはフラットなデザインが採用か
iPhone12シリーズの生産に遅延はないとの報道もありますが、例年のような一括発売ではなく、数週間にわたってリリースされる可能性も指摘されています。
iPhone12シリーズのハイエンドモデルには、iPad ProやiPhone5のようなフラットなデザインが採用されるともいわれています。
YouTubeチャンネルConceptsiPhoneは先日、4眼カメラとLiDARセンサー搭載のiPhone12 Proのコンセプト動画を公開したばかりです。