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iPhone 12 Pro Max(仮)のCADデータ流出?角張ったデザインで少し薄くなる可能性

新型コロナウイルス感染拡大が収束しない中でも、今年のフラッグシップiPhone 12(仮)シリーズの開発および量産準備は着々と進められていると伝えられてきました。

そして新たに、最上位モデルiPhone 12 Pro Maxの流出したCADデータを元にしたと称されるレンダリング画像が公開されています。

今回のウワサの発信源は、YouTubeチャンネルEveryThingAppleProと有名リーカーMax Weinbach氏が共同で発表した動画です。先日も、両者は将来のApple Watchにパニック発作の事前検知やストレス検出機能が実装されるとの予測を伝えていました。

この動画で注目すべきは、iPhone 12シリーズがiPad Proのようなフラットデザインになるとの噂と一致していることです。CAD図面では前面と背面、2枚のガラスの間に角張ったステンレス製フレームがあると示しており、iPhone 11シリーズの丸みを帯びたフレームから置き換えられるかっこうです。

そして現行モデルのiPhone 11 Pro Maxよりも大きい6.7インチ有機ELディスプレイを収めるために、デバイスはわずかに横に広くて背が高くなり、ベゼル幅も前モデルの2.52mmから1.55mmの狭さに削られています。

また厚みは7.4mmで、iPhone 11 Pro Maxの8.1mmよりも薄い......を含めた諸々のサイズは、すべて今年1月の中国サプライチェーンからの情報とも符合しています。ただし、背面カメラのバンプ(出っ張り)は前モデルの1.211mmから1.26mmと僅かに厚くなっているとのことです。

そんななかで奇妙に思われるのが、ノッチ(画面上部の切り欠き)面積が現行iPhoneモデルと同じ大という点です。昨年10月の時点でiPhone 12シリーズの一部プロトタイプにはノッチが小さくなったものもあると噂され、つい先日もノッチが1/3ほど削られた図面が報じられていた経緯があります。が、Weinbachいわく、今回のCADデータが作成された当時はこれらの詳細が固まっていなかったと主張しています。

ほか、動画での注目ポイントは以下の通りです。新型iPad Proと同様、LiDARスキャナーありカメラレンズの直径がわずかに大きくなった本体側面に5G用の分厚いアンテナ線ありSIMカードトレイがデバイスの反対側に移動し、そこにスマートコネクタ風の端子がある右側スピーカーグリルのスピーカー穴が1つ少なくなるスピーカーは10〜15%大きくなっている電源ボタンがデバイスの少し下に移動新色としてはライトブルー、バイオレット、ライトオレンジが用意される可能性あり

Weinbach氏は開発者コミュニティXDA-Developersに属しており、過去にもiOS 13で音量メーターが目立たなくなることを予測して的中させています。もっともiOS 13でiPadに電卓アプリが追加される、HomePodが2019年内にオーストリアやイタリアで発売されるといった見通しは外しており、その分は割り引いて受け取る必要があります。

iPhone SE(2020)予約開始の熱気にわく現時点では気の早い話にも思えますが、iPhone 12 Pro Maxが今年10月発売としても、あと半年後に迫っています。そろそろ今年のスマートフォン予算の配分を熟慮した方がいいかもしれません。



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