まとめたけど、ダメージ少なくない?
最新のプロセッサ「A13 Bionic」を搭載してるのに4万4800円。本日0時に登場した「iPhone SE(第2世代)」には反射的に買ってしまいそうになる魅力がありますよね!
でも、もちろんこの価格ですから全部入りというわけではありません。ハイエンドiPhoneとくらべると「あ、これがない…」がちらほら見受けられます。なくて当たり前のモノから、マニアックなものまで、iPhone SEに「ないもの」をまとめました。せっかくなら、iPhone SEのことをよーく知った上で気持ちよーく買いましょうよ!
第2世代「iPhone SE」でた!A13 Bionicで4万4800円から、4月17日(金)予約スタート!
背面カメラはひとつだけ
一番わかりやすい、ハイエンドスマホとの差は背面カメラ。
iPhone 11 ProやiPhone 11だけでなく、最近の最新スマホには2〜3個の背面カメラが搭載されていますよね。超広角や望遠の写真が撮れて便利です。
しかしiPhone SEには1200万画素のカメラがひとつだけ。でもでも、ちゃんとポートレート撮影だってできますよ。普段あまり写真を撮らない人には十分ですし、スマホカメラよりもガチ一眼カメラに予算をまわしたい人にはぴったりのiPhoneかも。
Face IDはありません
iPhone SEは生体認証システムとしてホームボタンでの指紋認証「Touch ID」を採用しています。顔認証機能「Face ID」は利用できません。でも、マスクをしていてもバッチリ使えるTouch IDのほうが今はむしろ便利?
有機ELではありません
iPhone SEは液晶ディスプレイ。黒色を発光しない「有機ELディスプレイ」と比べると、黒い部分の締まりが物足りないかもしれません。でも、あくまで連絡・情報収集用のツールとしてスマホを使うならほとんど問題にならないと思いますよ。
3D Touchはもうありません
これは念のためですが、iPhone 6S、7、8、XSシリーズなどから乗り換えようと考えている方は、要チェック。グイッと強く押しこむとメニューが出てきたりするアレ、「3D Touch」がiPhone SEにはありません。代わりに画面を長押しすることで3D Touchと同じ挙動になりますよ。ちなみにiPhone 11シリーズでも3D Touchは廃止されていますので、最新機種とおそろいです。
防水性能もすこーしだけ低め
防塵防水性能はIP67等級です。iPhone 11のIP68とくらべると一段落ちています。これにより水深1mで最大30分間の耐水性能(iPhone 11は2m)とうたわれているので、水辺で使う際にはすこしご用心を。まぁiPhone 7のときくらいから多少の雨には負けないiPhoneですから、このスペックで十分かもしれません。
UWB(ウルトラワイドバンド)がありません
iPhone SEは最新のWi-Fi 6(802.11ax Wi‑Fi 6 with 2×2 MIMO)や、予備電力機能付きエクスプレスカード(たとえば本体充電が切れてもSuicaが使える)に対応しています。
いっぽう、UWB(ウルトラワイドバンド)に対応していない点はちょい以外。iPhone 11シリーズに搭載されているこのチップは「AirDrop」機能で正確な位置把握ができるだけでなく、将来的には紛失防止タグ「AirTags(仮称)」でも使われる、なんて噂があったりなかったり...。
iPhone SEがAirTagsに対応しないことはまずないと信じたいですが、正確な位置把握ができないなど、iPhone 11シリーズとは少しだけ差別化されてしまうのかもしれません。
ダメージ少ないですね
さぞ安かろう悪かろうと思っていた人には誤算かも。なんてったってプロセッサは最上位機種と同じ「A13 Bionic」なので、3Dゲームなどの動作の軽快さはまったく同じです。Touch IDにいたっては「むしろこっちのほうがいい」と言う人もたくさん居ますもんね。あ、そういえばイヤホンジャックもありませんので、あしからず。
そんな新型iPhone SEは明日4月17日予約開始、発売は4月24日です。この記事をみて問題なかった人、予約のイメトレを!